美家古のまかない いなり寿司
暑くなってまりましたので
7月〜9月まで ちょっと長い夏休みを
いただきます‼️
今は、新ハスが美味しい時期。
いつもより 大きめにカットして
白い新ハスの酢ハスをお楽しみ下さいませ。
《まかない いなり寿司》
この始まりは、
美家古の代々の女将さんが
こしらえる まかない。
寿司屋は、お客様あっての商売
ご予約制になったのは
長い美家古の歴史からすると
ごく最近 のこと平成になったあたりからでしょうか。
魚の仕込み同様 酢飯を炊いておりますと
どうしても
お客様が少ない時 酢飯が残ってしまいます。
そんな時には 女将さんの出番！！
女将さんが お豆腐屋さんから
あぶらあげ を買ってきまして
鰹節のだしをひいて
お砂糖 、醤油で味を整え
甘～い 香りが仕込み場に広がります。
現在
美家古のまかないいなり寿司には、
煮イカのゲソ、ガリ、かんぴょう、酢ハス
ゴマ がはいりますが
先代の女将さんがこしらえて下さいました時には
穴子をちょいと炙り 細切れにしたり
椎茸や、人参の煮た物までも
入り
ボリューム満点の おいなりさんでした
仕込み場でこしらえるものですから
当時 お弟子さんは、
女将さんが作っている側を離れず
こしらえるととパクリ
また もう一つと
まかないの時間が来る前に
8個も10個も食べていましたね～～‼️
浅草の老舗
豆腐専門店 栃木家さんのご好意から
商品化。
販売する事になり
美家古の仕事がぎゅーっと詰まった
いなり寿司を多くの方に
召し上がっていただけることになりました。
いなり寿司がきっかけで
美家古に行ってみたいけど
なかなか 敷居が高くてとか
考えていたお客様がご来店して下さいます。
平成中村座のお弁当としても
使って下さいまして
お寿司屋さんの
まかないが
飛びだしていきました‼️
そんな
ありがたい御縁から
より多くのお客様に
弁天山美家古を知っていただく事の
大役を まかないのいなり寿司が
しております。
美家古の女将さんの味
どうぞ よろしくお願いいたします。