今日は、女将さんの8回目の命日。
そして、私の誕生日
一緒にいつも一緒に働いてました
ほんわかして
ていつも笑ってる
にこやかな笑顔にお客様から愛され
亡くなるその日まで
柔らかい存在感にあふれていました。
女将さん亡くなって
翌年から 私がやらないで誰がやると
シャシャリ出て
美家古の女将 はじめました
大きな穴は埋められませんが
女将さんの、後を継ぎ
７年
ここにきて、
女将さんに似てきた
アッコちゃんと呼んでいたお客様も
女将さんと呼んで下さるようになってきた
親方、大ちゃんからも
そして、浅草の大先輩方やら皆々様から
女将さん
先日いらしたお客様は、
女将さんっていうから
どんな人かと思ってきたら若い方なのねって
女将さん＝どっしりとしっかりとした女性
のイメージをいだく。
皆様から
女将さんって 呼んでいただくのに
相応しい人になりたい
美家古の味 仕事を守ってきた
親方 ご先祖様に恥じないよう
そして、美家古を支えてきた女性達の意志を
私なりに理解して
もっと もっと たくさんの人々に
弁天山美家古寿司 こんな形の古い仕事をしている
江戸前の寿司屋が存在することを
伝えていきたい
まかない いなり寿司は、
女将さんの味。
いつも まかないでこしらえてくれた味。
美味しいから
皆様に召し上がっていただきたくて
浅草のお豆腐屋さんに無理言ってのコラボ
こちらにもファンがついて
問い合わせして下さいますお客様が増え
ほんの少し
美家古の味をお手軽にと
お伝えするきっかけになりました
ふ
信頼なるアルバイトの奈美江ちゃんの
御主人様 小野里 三昧さん
若手根付職人さんからのすごいプレゼント。
この小根付は本当はｹﾞｿが見えてるシンプルな方が表です。
おいなりさんの裏を返せば、見習いの白狐(お稲荷さん)が一生懸命飛び出した具材の１つ煮イカのｹﾞｿを押さえてるっ言うのを表現しています。
江戸時代の粋な遊び心で、表は目立たないけど、隠された意味がある…
美家古の「まかないいなり」を表現してみましたとのこと
ありがたい
女将さんをしたって
本日もたくさんのお客様からプレゼント
そして、私にも
女将さんの命日
私の誕生日
大好きな女将さんへ
2015.9.18